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COLUMN赤ちゃんにとって理想の床とは?安全性・清潔さを叶えるフロアコーティング

2025.04.24

 

赤ちゃんが成長する過程で最も多くの時間を過ごす場所、それが「床」です。特にハイハイを始める生後6か月頃から、歩き出す1歳前後までは、床の状態が赤ちゃんの健康や安全に大きく影響します。しかし、床は滑りやすく、汚れやすいもの。そこで注目されているのが「フロアコーティング」です。

 

この記事では、赤ちゃんが安心して過ごせる理想の床環境と、フロアコーティングのメリットについて詳しく解説します。

 

 

赤ちゃんがいる家庭での床の悩みとは?

 

 

赤ちゃんが生まれると、これまで気にならなかった住まいの細部にも目が向くようになります。中でも、赤ちゃんが直接触れることの多い「床」は、安全面・衛生面で特に気を遣いたいポイントです。ハイハイやよちよち歩きを始めると、転倒やケガ、汚れの心配も増えてきます。では、赤ちゃんがいる家庭では、どのような床の悩みがあるのでしょうか?

 

 

ハイハイやよちよち歩きの赤ちゃんにとって床環境は重要

 

赤ちゃんは1日の大半を床の上で過ごします。特にハイハイやよちよち歩きを始めた時期は、自分でバランスを取るのが難しく、転倒や頭をぶつけるリスクが高まります。滑りやすい床や硬いフローリングでは、ちょっとした転倒が大きなケガにつながる可能性も。だからこそ、滑りにくく衝撃を和らげるフロアコーティングが安全な床環境づくりに効果的です。

 

 

床の硬さや滑りやすさ、清潔さが気になる

 

多くの家庭に使われているフローリングは見た目が美しい反面、硬く、滑りやすいというデメリットがあります。さらに、日常的に赤ちゃんが手や口にする場所であるにもかかわらず、皮脂やホコリ、雑菌が付着しやすく、完全に清潔を保つのは難しいもの。コーティングを施すことで、滑りにくく清掃がしやすい床になり、こうした悩みを根本から解決できます。

 

 

赤ちゃんが過ごしやすい床環境を整えるには?

 

赤ちゃんにとって理想的な床とは、滑りにくく、適度な柔らかさがあり、清潔な状態を保ちやすいことが条件です。しかし、これらすべてをクリアする床材は少なく、日々の掃除だけでは限界があります。そこで注目されているのがフロアコーティング。滑り止めや耐久性、汚れに強い特性を持つため、赤ちゃんにとって安心・快適な床環境を実現するための有効な手段です。

 

 

 

 

赤ちゃんがいる家庭にフロアコーティングをおすすめする理由

 

 

赤ちゃんが過ごす時間の多い床は、安全性や清潔さ、快適さが求められる場所です。特にハイハイや歩き始めの時期は、わずかな床の滑りや汚れが思わぬ事故や健康リスクにつながることもあります。そんな中で注目されているのが、フロアコーティングによる床環境の改善です。ここでは、赤ちゃんがいる家庭にとってフロアコーティングがなぜ有効なのか、その具体的な理由を解説していきます。

 

 

滑りにくい床で安全性UP

 

赤ちゃんはまだ筋力やバランス感覚が発達途中のため、動きが非常に不安定です。特に歩き始めの頃は、ちょっとした床の滑りや段差でも転倒するリスクがあります。こうした事故を未然に防ぐために効果的なのが、滑り止め効果のあるフロアコーティングです。ここでは、フロアコーティングが赤ちゃんの安全性をどのように高めるのか、具体的に見ていきましょう。

 

▶赤ちゃんの転倒リスクを軽減

 

 

フロアコーティングには高い滑り止め効果を持つタイプがあり、表面に適度な摩擦を生むことで、赤ちゃんが足を滑らせるのを防ぎます。これにより、特に歩き始めたばかりの時期でも転倒のリスクを大幅に軽減。つまずきやすいタイミングでも、足元が安定しやすくなるため、ケガの防止につながります。

 

ハイハイ・歩き始めの時期でも安心

 

床が滑りにくくなることで、赤ちゃんのハイハイや歩行の練習がしやすくなります。また、滑って手や頭を打つ危険も減るため、転倒しても大きなケガにつながりにくくなります。

 

 

清潔な床を維持しやすい

 

 

赤ちゃんは床に直接触れることが多いため、床の清潔さは健康や衛生面に直結します。しかし、毎日完璧に掃除を続けるのはなかなか難しいもの。特に食べこぼしやよだれ、ほこりなどが溜まりやすいフローリングは、清掃の手間が増える一因です。フロアコーティングを施すことで、こうした汚れを防ぎ、より簡単に清潔な環境を保つことができます。

 

汚れやホコリが付きにくく、お掃除がラク

 

フロアコーティングを施すと、床表面が滑らかになり、食べこぼしやホコリが付着しにくくなります。特に、細かいほこりや髪の毛が絡みにくくなるため、日々の掃除は掃除機やモップをかけるだけで十分。従来よりも短時間で清掃が完了し、忙しい育児の中でも衛生的な空間を保てます。

 

除菌シートや水拭きで簡単に清潔をキープ

 

コーティングされた床は、水やアルコールにも強いため、除菌シートや水拭きでの掃除にも対応できます。これにより、赤ちゃんが床を舐めたり、手を口に運んだりしても過度に心配する必要がなくなります。ウイルスや菌の対策としても有効で、日々の衛生管理がよりスムーズになります。

 

 

アレルギー対策にも

 

 

赤ちゃんは免疫力が未発達なため、ダニやホコリ、化学物質などに敏感です。アレルギーや肌荒れ、喘息などを引き起こす原因となるアレルゲンをできるだけ減らすことが、安心できる住環境づくりに欠かせません。フロアコーティングは、こうしたアレルゲンの発生を抑えやすく、赤ちゃんの健康を守る対策としても効果的です。

 

ホコリやダニがたまりにくい

 

コーティングを施すと、床表面に凹凸が少なくなり、ホコリやダニがたまりにくい状態になります。特にフローリングの目地に入り込む汚れが防げるため、ダニの繁殖を抑制し、ハウスダストアレルギーの予防にもつながります。日常の掃除だけでも清潔な状態を維持しやすくなります。

 

ワックス不要で化学薬品の影響を減らせる

 

一般的なフローリングには定期的なワックスがけが必要ですが、その際に使われる薬剤が赤ちゃんにとって刺激となることも。フロアコーティングならワックスが不要なため、化学薬品の使用頻度を抑えることができ、より安全・安心な環境を保てます。

 

 

水や汚れに強く、お手入れが簡単

 

 

赤ちゃんがいる家庭では、水や食べこぼし、よだれ、嘔吐など、床を汚す要因が日常的に起こります。通常のフローリングでは染みやすかったり、掃除が大変だったりしますが、フロアコーティングによって防汚性・耐水性を高めることで、毎日のお手入れが格段に楽になります。

 

赤ちゃんの飲み物や食べこぼしもサッと拭くだけ

 

ミルクや麦茶、離乳食などをこぼしてしまっても、コーティングされた床なら染み込まず、軽く拭くだけでキレイになります。吸水性の低さが衛生的で、掃除も短時間で済むため、忙しい育児中でもストレスなく対処できます。

 

嘔吐やおむつの漏れによる汚れにも強い

 

赤ちゃんの急な嘔吐や、おむつからの漏れも想定される育児中、フロアコーティングは非常に頼りになります。防水性に優れた床は、汚れが染み込む前に処理できるため、衛生面をすぐにリセットできて安心です。

 

 

床の傷やへこみを防ぐ

 

 

赤ちゃんが成長する中で、床には多くの負荷がかかります。おもちゃの落下やベビーカーの移動など、フローリングに傷やへこみがつきやすくなる要因はたくさん。フロアコーティングは、これらの物理的なダメージから床材を守り、長く美しい状態を保つことができます。

 

おもちゃの落下やベビーカーの使用でも床が傷つきにくい

 

耐傷性の高いフロアコーティングなら、固いおもちゃを落としても傷がつきにくく、ベビーカーやチャイルドチェアの移動でも床へのダメージを最小限に抑えられます。元気いっぱいに遊ぶ赤ちゃんの動きにも安心して対応できます。

 

長期間キレイな状態を維持できる

 

一度施工すれば、フロアコーティングは数年単位で効果が持続します。床材そのものの劣化や変色を防ぐため、頻繁にメンテナンスをしなくても美しい状態を保てるのが魅力です。コストパフォーマンスにも優れ、長期的に見てもメリットの多い選択肢です。

 

 

 

 

赤ちゃんがいる家庭におすすめのフロアコーティングの種類

 

 

フロアコーティングと一口に言っても、実はその種類はさまざま。それぞれに特徴や性能、仕上がりの質感が異なり、家庭の環境や優先したいポイントによって最適なタイプは変わってきます。ここでは、特に赤ちゃんのいる家庭に適したフロアコーティングの代表的な種類について、それぞれのメリットと特徴を紹介します。

 

 

UVフロアコーティング

 

 

UVフロアコーティングは、紫外線を照射して硬化させる高性能タイプ。表面が非常に硬く、耐久性・耐水性に優れており、10年以上効果が持続することもあります。艶やかな光沢があり、空間に高級感をプラスできる点も魅力です。赤ちゃんが食べこぼしたり飲み物をこぼしたりしても、シミになりにくく、すぐに拭き取れるため、常に衛生的な環境を保ちやすくなります。また、強い耐傷性により、おもちゃや家具の移動による床のダメージを防げるのも大きなメリットです。

 

 

ガラスフロアコーティング

 

 

ガラスフロアコーティングは、自然な艶と落ち着いた仕上がりが特徴で、滑りにくく傷に強いバランスの取れたタイプです。硬度が高く、耐摩耗性にも優れているため、赤ちゃんがハイハイしたり歩き回ったりする毎日の中でも、安心して使えます。また、見た目のテカリが少ないため、ナチュラルなインテリアとも調和しやすく、生活空間に自然に溶け込みます。滑りにくさと美しさを両立したい家庭におすすめです。

 

 

シリコンフロアコーティング

 

 

シリコンフロアコーティングは、やわらかくクッション性があり、滑り止め効果が高いのが最大の特徴です。転倒しやすい赤ちゃんにとっては、衝撃を和らげてくれる柔らかさと、足元の安定感が大きな安心材料になります。水や汚れにも強く、日々のお手入れが簡単なのも育児中の家庭にとって嬉しいポイントです。さらに、他のコーティングと比べて比較的コストが抑えられるため、初めてのフロアコーティングとしても選びやすい種類です。

 

 

 

赤ちゃんがいる家庭で施工する際の注意点

 

 

フロアコーティングは赤ちゃんのために快適で安全な環境をつくるうえで非常に有効ですが、施工時にはいくつか注意すべきポイントがあります。施工中や施工後の過ごし方、使用するコーティング剤の選び方などをしっかり確認しておくことで、より安心して導入することができます。ここでは、赤ちゃんのいる家庭がフロアコーティングを施工する際に特に気をつけたいポイントを解説します。

 

施工中は別の部屋で過ごすor外出する

 

コーティング施工中は、施工業者の出入りや作業音、独特のにおいが発生することがあります。赤ちゃんのストレスや健康への影響を考えると、施工当日は赤ちゃんを別の部屋に避難させるか、思い切って一時的に外出するのが安全です。また、施工面に誤って触れてしまうことで手や衣類に付着するリスクもあるため、施工エリアには近づけないよう注意しましょう。

 

施工後は十分に換気を行う

 

コーティングが乾燥・硬化するまでの数時間〜数日は、室内にわずかに化学物質の成分が残ることがあります。施工が完了したら、窓やドアを開けてしっかりと換気を行い、室内の空気を入れ替えることが大切です。空気がこもったまま赤ちゃんを戻してしまうと、においや成分に敏感に反応する可能性があるため、空気が完全に入れ替わるまでは別室で過ごすようにしましょう。

 

赤ちゃんに優しいコーティング剤を選ぶ

 

施工に使用するコーティング剤は、安全性を最優先に選びましょう。「低VOC(揮発性有機化合物)」「無臭」「赤ちゃんやペットに配慮」といった表記があるものを選ぶと安心です。施工業者に安全性について具体的に確認することも重要なポイントです。

 

 

まとめ|赤ちゃんがいる家庭こそフロアコーティングで安心・快適な空間に

 

赤ちゃんの成長を見守る毎日の中で、床の環境はとても重要な要素です。安全性、清潔さ、メンテナンス性、アレルギー対策と、フロアコーティングは多くの面で育児をサポートしてくれます。

 

これから赤ちゃんを迎える家庭や、既に育児中のご家庭は、ぜひフロアコーティングを検討してみてください。快適で安心な住まいづくりの第一歩として、赤ちゃんにもご家族にも優しい空間を実現しましょう。

 

 

 

著者情報

小澤賀宣

株式会社NKサービス
代表取締役

専門分野 フロアコーティング・住宅オプション
プロフィール 2000年22歳で住宅設備会社に入社し、その後、27歳で個人事業主として独立。フロアコーティングをはじめ、住宅の付加価値を高めるオプション施工を専門に20年以上職人として活動中。フロアコーティングにおいては、品質と技術へこだわり、お客様一人ひとりのニーズに応じた提案を行っている。
保有資格 ・有機溶剤作業主任者
・日本ハウスコーティング協会 コーティングマイスター

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