2025.07.17

新居に入居する前は「ただ住む準備をするだけ」と思われがちですが、実は入居前にしかできない準備をすることで、日常の掃除が格段にラクになり、快適さが長持ちします。本記事では、入居前にやるべき18のチェックリストを徹底解説し、忙しい毎日でも清潔さと美しさをキープできるコツをお伝えします。
入居前は「やる・やらない」の判断が重要

入居前の準備は「とりあえず後でやればいい」と後回しにされがちですが、実はこのタイミングで「やる・やらない」を正しく判断することが、将来の掃除の手間や住まいの快適さに大きな差を生みます。家具を置く前のまっさらな状態でしかできない施工やコーティングは、入居後では時間も費用も余計にかかってしまうことが多いです。だからこそ、入居前にできることを見極め、先手を打つことが大切です。
後からできることと入居前にしかできないことの違いとは?
入居後でもできる掃除やメンテナンスはありますが、家具が入る前の「まっさらな状態」でしかできない施工やコーティングがあります。特にフロアや壁、キッチン周りのコーティングは、家具搬入後では大掛かりな移動が必要になるため、入居前のタイミングが最適です。
入居前に「やってよかった」「やればよかった」ことの実例
以下は実際にSNSや掲示板で見られる声です。
・「引っ越し前に防虫処理をしておいたおかげで、一度もゴキブリを見ていない!」(Twitter @kurashi_hack)
・「フロアコーティングを先にやっておけば、ソファの跡が残らなかったのに…」(Yahoo知恵袋より)
・「浴槽のコーティングをしておいたら、水アカ掃除がめちゃくちゃ楽になった!」(Instagram @newhome_life)
新築の入居前にやっておくべき18のチェックリスト

新築住宅は「ピカピカな状態をできるだけ長く保ちたい」と誰もが思うものです。しかし、何も準備せずに入居すると、すぐに汚れや傷が目立ち、日々の掃除やメンテナンスに追われることになります。18のチェックリストを活用して入居前にしっかり対策しておけば、掃除の手間を最小限に抑えながら、美しく快適な住環境を長くキープできます。今しかできない準備を抜け漏れなく行い、理想の暮らしをスタートさせましょう。
| チェック項目 | 内容説明 |
|---|---|
| 大型家電や家具の下に保護マット・保護シールを設置 | 床の凹みや傷を防ぐ。 |
| フロアコーティング | 汚れや傷を防ぎ、掃除をラクにする。 |
| クロスコーティング | 壁紙の汚れやカビを防止する。 |
| 浴槽のコーティング | 水アカや皮脂汚れを防ぎ、掃除の負担を減らす。 |
| 鏡のくもり止め | バスルームの鏡の視界をクリアに保つ。 |
| 燻煙剤などで全体の防カビ対策 | カビの発生源を入居前に除去する。 |
| シンクのコーティング | 水アカやサビを防ぎ、美しさを保つ。 |
| レンジフードフィルターを設置 | 油汚れの侵入を防ぎ、掃除を簡単にする。 |
| コンロの汚れ防止カバーを設置 | コンロ周りの汚れ防止で、掃除が楽になる。 |
| トイレのコーティング | 汚れや尿はねを防ぎ、清潔を保つ。 |
| 洗面台のコーティング | 水アカを防ぎ、掃除の負担を軽減する。 |
| 便器と床の隙間を埋める | 汚れの侵入を防止し、掃除しやすくする。 |
| 市販のバルサン・燻煙剤で防虫処理 | ゴキブリなどの害虫を入居前に駆除する。 |
| 侵入経路を事前に確認・封鎖 | キッチンや洗面台下の隙間を塞ぐ。 |
| 排水口・通気口・換気扇周辺のシーリング確認 | 害虫の侵入を防止するための封鎖。 |
| 玄関のコーティング | 汚れや劣化を防ぎ、見た目を保つ。 |
| 収納の防カビコーティング | カビや湿気から衣類や物を守る。 |
| 家具の耐震対策 | 転倒を防ぎ、地震時の安全性を高める。 |
床・壁
床や壁は家具が入ると手を加えにくいため、入居前の施工が必須です。傷や汚れを防ぐ対策で、見た目と清掃性を長く保ちます。
大型家電や家具の下に保護マット・保護シールを設置
重い家具の設置前に保護マットを敷くことで、床の凹みやキズを防止できます。簡単に取り付けられるので、コスパも優秀です。
フロアコーティング

フロア全体を保護することで、日常の汚れや水の浸透を防ぎます。見た目の光沢が長持ちし、掃除時間を大幅に削減できます。費用目安は約10万円〜30万円程です。
クロスコーティング

壁紙に防汚・防カビコーティングを施すことで、黒ずみやカビの発生を抑えます。長期的に美しい室内環境を維持できます。
お風呂

湿気が多いお風呂はカビの温床になりやすいため、入居前の対策が重要です。防カビや防汚で掃除が格段に楽になります。
浴槽のコーティング
皮脂汚れや水アカの付着を防ぎ、ツヤを保てます。日常の浴槽掃除が楽になり、見た目の美しさが長続きします。
鏡のくもり止め
お風呂の鏡にコーティングすることで、汚れの付着を防いでくれます。掃除頻度が減り、快適性が向上します。
燻煙剤などで全体の防カビ対策
防カビ燻煙剤を入居前に使うことで、浴室全体にカビが発生しにくくなります。特に長期的な清潔さを保ちたい人におすすめ。
キッチン

キッチンは毎日使う場所なので、油汚れや水アカの対策が重要です。入居前に準備することで、日々の掃除が圧倒的に楽になります。
シンクのコーティング
シンク表面を保護し、水アカやサビを防ぎます。美しさを長く保てるので、毎日の洗い物後もピカピカが続きます。
レンジフードフィルターを設置
フィルターを設置することで、内部への油汚れ侵入を防ぎます。掃除の回数を減らし、換気扇の性能も維持できます。
コンロの汚れ防止カバーを設置
カバーをつければ油はねや調味料汚れが広がらず、拭き取りだけで簡単に掃除できます。特に忙しい人におすすめです。
洗面台・トイレ

水回りは水アカやニオイが発生しやすいので、入居前に防汚・防臭対策をしておくと、後々の掃除がずっと楽になります。
トイレのコーティング
便器表面にコーティングすることで、尿はね汚れの付着を防ぎ、清掃性が向上。長期間清潔を保てます。
洗面台のコーティング
水滴のはじき効果で、水アカの沈着を防ぎます。毎日の洗面台掃除が大幅に軽減され、見た目の美しさも持続します。
便器と床の隙間を埋める
隙間を埋めることで、ホコリや水分、汚れの侵入を防止。臭いやカビの発生を抑え、清掃効率が上がります。
害虫対策

入居前に徹底的に害虫対策をしておくことで、後々の発生リスクが大幅に減少します。快適で衛生的な住環境が実現します。
市販のバルサン・燻煙剤などで全体の防虫処理
家具がない状態で燻煙処理を行えば、隅々まで行き渡り効果的です。入居後の虫トラブル防止に役立ちます。
キッチン・洗面台下などの侵入経路を事前に確認
隙間や配管周りを事前にチェックして塞ぐことで、ゴキブリなどの侵入を防止します。小さな対策が大きな効果に。
排水口・通気口・換気扇周辺のシーリング確認
排水口や換気扇周辺をシーリングしておくことで、外からの虫侵入を防ぎます。特にマンション住まいにおすすめ。
その他

見落としがちな箇所も忘れずに対策しておくことで、より快適で安全な新生活が送れます。細かい部分が大きな差を生みます。
玄関のコーティング
外からの汚れや劣化を防ぎ、美観を長く保てます。第一印象が大切な玄関は特に入居前に施工しておくのがおすすめです。
収納の防カビコーティング
湿気がこもりやすい収納内を防カビ処理することで、大切な衣類や靴をカビから守り、長く清潔に保てます。
家具の耐震対策
耐震マットや固定器具で転倒を防ぐことで、地震時の安全性が大幅に向上します。安心して暮らすために欠かせない対策です。
入居前の準備に役立つグッズ
便利グッズを活用すれば、効率的に作業でき、費用対効果も高いです。
| グッズ名 | 目的 | 価格目安 |
|---|---|---|
| 保護マット・シール | 傷・へこみ防止 | 2,000円〜5,000円 |
| コーティング剤 | 汚れ・劣化防止 | 3,000円〜10,000円 |
| 燻煙剤 | 防虫・防カビ | 1,500円〜3,000円 |
| 耐震マット | 家具の転倒防止 | 1,000円〜3,000円 |
毎日の掃除がラクになる!入居前のコーティングがオススメな理由
入居前にコーティングをしておけば、日常の掃除が驚くほどラクになり、長期的に美しい住まいを保つことができます。新築のきれいな状態を長く維持できるだけでなく、掃除の回数や時間を大幅に削減できるため、忙しい現代人にとって大きなメリットです。ここでは、入居前にコーティングを済ませておくことで得られる具体的なメリットを詳しく解説します。
居後の掃除の手間が大幅に削減される
入居前にコーティングしておけば、汚れがつきにくく掃除の頻度や時間を大幅に減らせます。忙しい人や掃除が苦手な人に特におすすめです。
見た目が美しくなる
光沢のある美しい仕上がりが長持ちし、新築同様の見た目をキープできます。来客時や家族の満足感がアップし、住む楽しさも増します。
傷・汚れ・劣化を防いで家が長持ちする
コーティングで表面を保護することで、細かい傷や汚れ、経年劣化を防止できます。結果的に高額な修繕費の削減にもつながります。
小さな子どもやペットがいても安心できる住環境に
抗菌・防汚機能により、子どもやペットが触れる場所も清潔を保てます。衛生面に不安がある家庭にとって大きな安心ポイントです。
家具がないので施工しやすい
家具や荷物がない状態なら施工がスムーズで、作業効率も高く、ムラのない仕上がりになります。施工時間の短縮にもつながります。
床・壁・水回りが“新品”のうちに施工することで最大効果を発揮
新品状態でコーティングすると密着性が高まり、保護効果が長続きします。これにより美観と機能性を最大限に引き出せます。
入居後は予定が立てづらく施工の立ち合いも負担になる
入居後に施工を依頼すると家具移動や立ち会いが必要で大変です。入居前に終わらせておけば、その後の生活に影響が出ません。
入居前のコーティングの施工タイミング
家具搬入前にコーティングを施工するのが、最も効果的で無駄のないタイミングです。家具が入る前なら施工範囲を広く確保でき、作業効率も高く、仕上がりが美しくなります。入居後に施工しようとすると、家具の移動や追加費用が発生し、手間も負担も大きくなりがちです。ここでは、ベストなタイミングと具体的な施工スケジュールについて詳しく解説します。
施工のベストタイミングは「家具搬入前」
家具が入ってしまうと施工面積が減り、効果が薄れます。
ベストな施工スケジュール例
水回りコーティングの施工は、引っ越し前に行うと、家事の負担を減らし、きれいで快適な住環境を最初から作り上げることができます。理想的なスケジュールを組んで、効率よく施工を進めましょう。以下に、一般的な施工スケジュール例を示します。
1. 引き渡し
最初に、物件の引き渡しを受けます。新築物件であれば、建物の最終チェックが行われ、契約内容通りに問題がないか確認します。この時点で引き渡し前の設備や施設の不備をチェックし、問題があれば修正してもらいましょう。
2. コーティング施工(約1日〜3日)
引き渡し後、最初に行うべきはフロアと水回りコーティングの施工です。コーティング施工は、場所や施工する面積によっても異なりますが、通常は1日から3日程度の作業時間が必要です。特に、キッチンや浴室、トイレなど広い範囲での施工を行う場合、時間がかかることがあります。
ポイント
コーティング施工後は、乾燥時間を確保するために、一定期間その場所を使わない方が良いです。施工が終わったら、十分に乾燥させ、コーティング膜が完全に定着するまでの時間を確保しましょう。
3. 家具搬入
コーティング施工が完了した後、乾燥が十分に終わったら家具の搬入を行います。このタイミングで、キッチンや浴室、洗面所に収納を置くことができます。コーティングがまだ乾燥途中の場合、無理に家具を配置しないよう注意が必要です。
ポイント
家具を搬入する前に、コーティング施工箇所に傷をつけないよう十分な注意を払いながら行いましょう。また、家具を動かす際には、コーティングの膜が傷つかないようにクッションを使うと良いでしょう。
4. 引っ越し
家具の搬入が完了したら、いよいよ引っ越しです。水回りがきれいに整った状態で引っ越しが完了すれば、新しい生活を快適にスタートできます。引っ越し後は、コーティングされた水回りが汚れにくくなり、清掃が楽になるため、掃除の手間が大幅に削減されます。
ポイント
引っ越し後も、コーティングされた水回りを長持ちさせるために、定期的にお手入れを行うことをおすすめします。やわらかい布で拭くだけでOKですが、洗剤使用時には中性洗剤を薄めて使うと、コーティング膜が長持ちします。
施工にかかる時間と乾燥時間の目安
施工自体は平均して1日程度で完了し、乾燥時間は半日〜1日ほど必要です。タイミングを誤らず計画すれば、スムーズに入居準備が進められます。
入居前のコーティングがおすすめなケース

特に汚れ防止や家事の負担軽減を重視したい人には、入居前のコーティングがおすすめです。生活スタイルや家族構成によって、コーティングの必要性は大きく変わりますが、事前に施工しておくことで掃除がラクになるだけでなく、住まいの美観と衛生を長く保つことができます。ここでは、具体的にどんな人に向いているのか、代表的なケースを紹介します。
小さなお子さん・ペットがいる家庭
子どもやペットがいると、予想外の汚れや傷が増えます。入居前にコーティングすることで、これらのストレスを軽減し、清潔で安全な環境を保てます。
掃除が苦手 or 家事の時短をしたい人
コーティングで汚れがつきにくくなれば、掃除の手間が激減します。忙しくて掃除に時間をかけたくない方に特におすすめです。
フローリングや壁紙をできるだけ長く綺麗に保ちたい人
コーティングにより表面を保護することで、美観を長期間維持できます。見た目だけでなく、住宅の資産価値を守ることにもつながります。
長期間住む予定の住宅に投資したい人
長く住む家ほど、入居前のコーティングによる予防メンテナンスが効果的です。初期費用はかかりますが、長期的にはコストパフォーマンスが高くなります。
入居前にやることに関するよくある質問

正しい知識を持っておくことで、入居前の準備に対する不安や迷いを解消でき、安心して新生活をスタートできます。入居前にやるべきことについては、SNSや知恵袋でも多くの疑問が寄せられていますが、情報が錯綜しているため正しい順序や方法がわからない人も多いです。ここでは、特に多く寄せられる質問をピックアップし、わかりやすく回答します。
入居前にバルサンは使用していい?
入居前のバルサンと掃除はどっちが先?
入居前のゴキブリ対策は?
入居前のコーティングは自分でできる?
入居前チェックリストを参考にして快適な新生活を
この記事で紹介した18のチェックリストを参考にすることで、日常の掃除負担が軽減され、家全体の美しさを保てます。新生活をスタートさせる大切なタイミングだからこそ、事前の準備をしっかり行い、快適な住環境を手に入れましょう!
著者情報

小澤賀宣
株式会社NKサービス
代表取締役
| 専門分野 | フロアコーティング・住宅オプション |
|---|---|
| プロフィール | 2000年22歳で住宅設備会社に入社し、その後、27歳で個人事業主として独立。フロアコーティングをはじめ、住宅の付加価値を高めるオプション施工を専門に20年以上職人として活動中。フロアコーティングにおいては、品質と技術へこだわり、お客様一人ひとりのニーズに応じた提案を行っている。 |
| 保有資格 | ・有機溶剤作業主任者 ・日本ハウスコーティング協会 コーティングマイスター |
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